現在地は:ホーム の中の お役立ちツール の中の [音声パソコン活用ガイド]目次 の中の

B. 設定 8項目

1. スクリーンリーダーについて
2. マイスタートメニューの設定
3. NetReader、MyEdit、MyFile、の初期設定
4. エクスプローラーの設定(Windows11)
5. ドライブやフォルダの表示について(Windows10のフォルダオプション)
6. ファイル名やフォルダ名の変更法
7. ショートカットをマイスタートメニューに追加する方法
8. 送るメニューへの登録法

1. スクリーンリーダーについて

スクリーンリーダーには、「PC-Talker「や「NVDA」の他、Windowsに付属している「ナレーター」などがあります。
読み上げ速度やボリュームなどを自分好みに設定して使うのですが、それぞれで、それらの項目の表現が少しずつ違います。
メインで使うソフトが万一、使えなくなった時の保険として、他のソフトの準備しておくことお薦めします。
なお、高知システム開発のソフトは、「PC-Talker」の環境下でなければ動作しないことを知っておいてください。
ページの先頭に戻る

2. マイスタートメニューの設定

PC-Talkerをインストールすると「マイスタートメニュー」という独自の「スタートメニュー」が使えるようになります。
「マイスタートメニュー」はWindowsキーを押すと表示されます。
「マイスタートメニュー」に表示する項目や表示する順番は下記の手順で設定ができます。
  1. Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
  2. 上カーソルキーを押し「設定」へ移動する。
  3. 右カーソルキーを押し、続いて下カーソルキーを押して「マイスタートメニューの設定」へ移動しエンター。
  4. マイスタートメニューに表示する項目のチェックボックスにチェックを付ける。
  5. 下カーソルキーを押して行くと、「最近実行したプログラムを表示する」、「お気に入りを表示する」、 「最近使ったファイルを表示する」などのチェックボックスがあります。
    注. 「最近使ったファイルを表示する」と「コンピュータを表示する」はチェックオンにします。初期設定のままで良いと思います。
    注. 「最近使ったファイル」を表示すると、その中にダウンロードやマイドキュメント等があります。

  6. タブキーを押し「お気に入りの表示順」へ移動する。
  7. 左右カーソルキーを押し「ファイル」、「フォルダ」などから好みの表示順を選ぶ。

  8. タブキーを押し「最近実行したプログラムの表示数」へ移動。
  9. 表示数を入力。(例えば10)

  10. タブキーを押し「最近使ったファイルの表示数」へ移動。
  11. 表示数を入力。(例えば10)

  12. タブキーを押し「使用するファイル管理ソフト」へ移動。
  13. 左右カーソルキーを押し「マイファイル」、または「エクスプローラー」を選択。
  14. 注. 晴眼者にサポートを受けることを想定した場合「エクスプローラー」がいいと思います。

  15. タブキーを押し「メニューとダイアログの拡大率」、「メニューとダイアログの表示色」へ移動する。
  16. 左右カーソルキーを押しご自分の状況にあったものを選ぶ。
  17. タブキーを押し「設定」へ移動しエンター。
ページの先頭に戻る

3. NetReader、MyEdit、MyFile、の初期設定

NetReader NeoとMicrosoft Edge、MyEditとメモ帳、MyFileとエクスプローラー、これらはどのように使い分けるのでしょうか?

NetReader NeoとMicrosoft Edgeの使い分け

メールで受け取った「https:」から始まるホームページを開くと、既定のアプリである標準のブラウザが起動されます。
NetReader Neoを購入した人は、これを既定のアプリである標準のブラウザに設定してあると思います。

NetReader Neoを初めて起動すると、メッセージボックスが表示され、これを標準のブラウザにするか聞いてきます。
タブキーを3回押すと項目を一巡します。「はい(Y)」でエンターを押すと、NetReader Neoが既定のアプリに設定されます。
「いいえ(N)」でエンターを押すと、既定のアプリは変更されません。次回起動時も聞いてきます。
「次回からこのメッセージを表示しない」をチェックして「いいえ(N)」でエンターを押すと、次回起動時からは聞いてきません。
その場合は、Shiftキーを押しながらNetReader Neoを起動すると、これを標準のブラウザにするか聞いてきます。

MyEditとメモ帳の使い分け

ファイル拡張子が「.txt」や「.log」などのファイルを開くとメモ帳が起動されます。
MyEditを起動したい場合は次のようにします。
  1. MyEditを起動する。
  2. オルトキーを押してメニューバーに入る。
  3. 右カーソルキーを押して「環境」でエンター。
  4. 下カーソルキーを押して「関連付け設定」でエンター。
  5. 「新しく関連付ける拡張子」に「txt」を入力する。
  6. 「その拡張子の説明」に「テキストファイル」を入力する。
  7. 設定ボタン、またはキャンセルボタンを押して終了。
他の拡張子を追加する場合は上記を繰り返します。
詳細はMyEditを起動して「F1」キーを押してヘルプを表示し、 11.オプション設定、11-12.関連付け設定、の順に進んで確認してください。

MyFileとエクスプローラーの使い分け

マイスタートメニューから「コンピュータ」に進むと、MyFileが起動されます。
マイスタートメニューから「最近使ったファイル」に進み、マイドキュメント等のフォルダを選択したときも、MyFileが起動されます。
エクスプローラーを起動する場合は、第2項に戻り 2. マイスタートメニューの設定 の手順を実行し 「使用するファイル管理ソフト」で、エクスプローラーを選択します。

ページの先頭に戻る

4. エクスプローラーの設定(Windows11)

ファイル管理ソフトはWindowsに標準装備のエクスプローラーと、PC-Talkerに付属のMyFileがあります。
エクスプローラーを使い、使い方を統一することで、晴眼者からのサポートを得やすくなります。

最初の設定は、マイスタートメニューからコンピューターを開いたときに、エクスプローラーを起動する設定です。
2番目と3番目の設定は、ファイル名とフォルダ名を名前の昇順に並べ、詳細表示をする設定です。
最後の設定は、トラブル解決に役立ちます。

最初の設定は、第2項に戻り 2. マイスタートメニューの設定 の手順を実行し 「コンピューターを表示する」をチェックオンにし、「使用する管理ソフト」でエクスプローラーを選択します。

2番目の設定は、エクスプローラーを起動して「並べ替え」の設定をします。ファイル名とフォルダ名を名前の昇順に並べます。
  1. Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
  2. 上カーソルキーを押して「コンピューター」に移動してエンター。するとエクスプローラーが起動されます。
  3. 手順1と手順2の代わりに[Windows+E]キーを押しても、エクスプローラーが起動されます。
  4. オルトキーを押してメニューバーに入る。
  5. 左右カーソルキーを押してメニューバーの中を移動する。
  6. 右端または左端まで行くと無言になります。左右カーソルキーを押して反対方向に移動してください。
  7. 左右カーソルキーで移動して「並べ替え」でエンター。
  8. 上下カーソルキーで移動して、各項目名を最後まで聞きます。最後に「チェック」と聞こえたら選択されています。
    「名前 チェック」と聞こえない場合はエンター。すると、名前がチェックオンに変わり、種類等がチェックオフになります。
    「昇順 チェック」と聞こえない場合はエンター。すると、昇順がチェックオンに変わり、降順がチェックオフになります。
    エンターを押すとチェックオンに変わり、メニューバーに戻ります。手順5を繰り返して、2項目をチェックオンにします。
    これで、ファイル名とフォルダ名が名前の昇順に並んで表示されます。
  9. [オルト+F4]を押してエクスプローラーを閉じる。
3番目の設定は、エクスプローラーを起動して「表示」の設定をします。ファイル名とフォルダ名を詳細表示にします。
  1. Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
  2. 上カーソルキーを押して「コンピューター」に移動してエンター。するとエクスプローラーが起動されます。
  3. 手順1と手順2の代わりに[Windows+E]キーを押しても、エクスプローラーが起動されます。
  4. オルトキーを押してメニューバーに入る。
  5. 左右カーソルキーを押してメニューバーの中を移動する。
  6. 右端または左端まで行くと無言になります。左右カーソルキーを押して反対方向に移動してください。
  7. 左右カーソルキーで移動して「表示」でエンター。
  8. 上下カーソルキーで移動して、各項目名を最後まで聞きます。最後に「チェック」と聞こえたら選択されています。
    「詳細 チェック」と聞こえない場合はエンター。すると、チェックオンに変わります。
  9. [オルト+F4]を押してエクスプローラーを閉じる。
最後の設定は上級者向けです。「ファイル名拡張子」「隠しファイル」などの表示有無を設定します。 必須ではありません。トラブル解決に役立ちます。
  1. Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
  2. 上カーソルキーを押して「コンピューター」に移動してエンター。するとエクスプローラーが起動されます。
  3. 手順1と手順2の代わりに[Windows+E]キーを押しても、エクスプローラーが起動されます。
  4. オルトキーを押してメニューバーに入る。
  5. 左右カーソルキーを押してメニューバーの中を移動する。
  6. 右端または左端まで行くと無言になります。左右カーソルキーを押して反対方向に移動してください。
  7. 左右カーソルキーで移動して「表示」でエンター。
  8. 上下カーソルキーで移動して「表示」でエンターまたは右カーソルキーを押す。
    上下カーソルキーで移動すると「ファイル名拡張子」「隠しファイル」などの項目あります。
    エンターでオンオフが切り替わり、メニューバーに戻ります。手順5を繰り返して、使用環境に応じた表示有無を設定します。
  9. [オルト+F4]を押してエクスプローラーを閉じる。
ページの先頭に戻る

5. ドライブやフォルダの表示について(Windows10のフォルダオプション)

フォルダやファイルの表示を「エクスプローラーのオプション」で設定します。
以下の操作・設定を参考にしてください。
尚、この設定はWindows10の場合です。Windows11は設定項目が変わっています。
  1. マイスタートメニュー(すべてのプログラム)から「コントロールパネル」を開く。
  2. タブキーを押し、「エクスプローラーのオプション」でエンター。
  3. 「シフト+タブ」で「全般のタブ」へ移動し、続いて右カーソルキーを押し「表示のタブ」へ移動。
  4. タブキーを押して「詳細設定のツリビュー」へ移動。
  5. 以下の項目からは下カーソルキーを押して項目移動し、スペースキーを押してチェックのオン・オフをします。
  6. A1 すべてのフォルダを表示 オン
    A2 ライブラリーの表示 オン
    A3 開いているフォルダーまで展開 オフ

    ここから「ファイルおよびフォルダー」
    B1 ステータスバーを表示 オン
    B2 タイトル バーに完全なパスを表示 オフ
    B3 チェックボックスを使用して項目を選択する オン
    B4 ドライブ文字を表示する オン

    ここから「ファイルとフォルダーの表示」
    C1 隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する オン
    C2 隠しファイル、隠しフォルダー、または隠しドライブを表示しない オフ
    C3 フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する オン
    C4 フォルダーのヒントにファイル サイズ情報を表示する オン
    C5 フォルダーの結合の競合を非表示にする オン
    C6 プレビュー ウィンドウでプレビューのハンドラーを表示する オン

    ここから「リスト ビューで入力するとき」
    D1 検索ボックスに自動的に入力する オフ
    D2 入力した項目をビューで選択する オン
    D3 ログオン時に以前のフォルダー ウィンドウを表示する オフ
    D4 暗号化や圧縮された NTFS ファイルをカラーで表示する オフ
    D5 共有ウィザードを使用する オン
    D6 空のドライブは表示しない オン
    D7 縮小版にファイル アイコンを表示する オフ
    D8 常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない オン
    D9 常にメニューを表示する オン
    D10 登録されている拡張子は表示しない オフ
    D11 同期プロバイダーの通知を表示する オン
    D12 別のプロセスでフォルダー ウィンドウを開く オフ
    D13 保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない オン

  7. 変更をした場合はタブキーを押し「OK」を選びエンター。
  8. 注. 変更しなければタブキーを押し「キャンセル」を選びエンター。
    注. この設定はあくまでも1例です。

<補足>
「Cドライブ」や「マイドキュメント」などよくアクセスするドライブやフォルダの表示は以下のような設定をしておくとフォルダやファイルを探しやすいです。
ここでは「マイドキュメント」を例にします。

1. マイスタートメニューから「マイドキュメント」を開く。
2. アプリケーションキーあるいは「シフト+F10」でコンテキストメニューを開く。
3. 下カーソルキーを押し「表示」へ移動。
4. 右カーソルキーを押し、続いて下カーソルキーを押し「詳細」に移動してエンター。
5. 再度、アプリケーションキーあるいは「シフト+F10」でコンテキストメニューを開く。
6. 下カーソルキーを押し「並べ替え」へ移動。
7. 右カーソルキーを押し、続いて下カーソルキーを押し「昇順」に移動してエンター。
ページの先頭に戻る

6. ファイル名やフォルダ名の変更法

ファイル名やフォルダ名は、以下の操作で変更できます。
  1. Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
  2. 上カーソルキーを押して「コンピューター」に移動してエンター。するとエクスプローラーが起動されます。
  3. 変更したいファイルやフォルダを選ぶ。
  4. アプリケーションキーあるいは「シフト+F10」でコンテキストメニューを開く。
  5. 上カーソルキーを叩き「名前の変更」へ移動しエンター。
  6. これで名前のエディットが表示されます。
    注.「4」の操作で「F2」を押しても、この状態になります。
  7. ホームキーを押し、ファイル名の先頭に文字カーソルを移動させる。
  8. デリートキーを押し、変更したいファイル名を削除する。
  9. 新しいファイル名を入力する。
  10. 注.ピリオド以後の拡張子は、削除や変更をしないように注意してください。
  11. エンターキーを押す。
これでファイル名が変わります。
ファイル名の先頭に半角英数文字を入れておくとフォルダやドライブで目的のファイルやフォルダを探す時に便利です。
ページの先頭に戻る

7. ショートカットをマイスタートメニューに追加する方法

よく使うアプリケーションをマイスタートメニューに登録すると、起動する際に便利です。
以下の操作で登録できます。
  1. Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
  2. 上カーソルキーを押し「すべてのプログラム」または「ストアアプリ」へ移動。
  3. 右カーソルキーを押し、続いて、上下カーソルキーを押し、マイスタートメニューに登録したいソフトを選ぶ。
  4. アプリケーションキー、あるいは「シフト+F10」でコンテキストメニューを開く。
  5. 下カーソルキーを押し「マイスタートメニューにピン止め」でエンター。
ページの先頭に戻る

8. 送るメニューへの登録法

ファイルをバックアップする場合など、バックアップ先フォルダが「送るメニュー」に登録されていると、バックアップ作業が簡単にできます。
バックアップ先フォルダのショートカットを作成し「SendTo」フォルダに登録します。以下はその手順です。
  1. Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
  2. 上カーソルキーを押し「コンピューター」へ移動しエンター。
  3. 「送るメニュー」に登録するバックアップ先のフォルダやドライブを選ぶ。
  4. アプリケーションキー、あるいは「シフト+F10」を押し、コンテキストメニューを開く。
  5. 上カーソルキーを押し「送る」へ移動しエンター。
  6. 下カーソルキーを押し「デスクトップ(ショートカットを作成)」へ移動しエンター。
  7. これで、手順3で選んだバックアップ先フォルダのショートカットが「デスクトップ」にできます。
  8. 「デスクトップ」フォルダへ移動して、手順6で作ったショートカットをコピーするか、切り取りをする。
  9. 「SendTo」フォルダへ移動して貼り付ける。
  10. 注. 「SendTo」フォルダは「Cドライブ」の「ユーザー」の「自分の名前」(あるいはオーナー)の 「AppData」の「Roaming」の「Microsoft」の「Windows」の中にあります。
これで「送るメニュー」に登録したフォルダやドライブが表示されるようになります。
「送るメニュー」にアプリケーションを登録したい場合は、手順2と手順3で、そのアプリケーションを選びます。
ページの先頭に戻る

produce by meiji


CopyRight 2022 All rights reserverd by webmaster:Pasobora.sarkuru.niji