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[音声パソコン活用ガイド]目次
J. ロービジョン 8項目
ここはロービジョン向けの補足説明です。PC-Talker Neoに関する補足説明ですが、PC-Talkerと表記します。
「A. 基本 10項目」から「I. MMメール2 18項目」までの説明と合わせてお読みください。
PC-Talkerとその関連ソフトの画面表示は、文字の拡大率変更と、白黒反転表示の利用ができます。
Windows11は設定の中のアクセシビリティの中に、視覚に関する補助機能があります。
Windows10は設定の中の簡単操作の中に、視覚に関する補助機能があります。
1. マイスタートメニューの画面表示
2. マイサポートの画面表示
3. マイアプリケーションの画面表示
4. マイアプリケーションの画面表示の統一
5. PC-Talkerの設定メニュー
6. ネットリーダーネオの画面表示
7. Windowsの視覚に関する補助機能
8. マニュアルの活用について
1. マイスタートメニューの画面表示
Windowsキーを押すと、マイスタートメニューが表示されます。
マイスタートメニューの設定については「B. 設定 7項目」の中に書いてありますが、
ここではマイスタートメニューの画面表示で、文字の拡大や白黒反転表示をする方法を説明します。
- Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を表示する。
- 上カーソルキーを押し「設定」へ移動する。
- 右カーソルキーを押し、続いて下カーソルキーを押して「マイスタートメニューの設定」へ移動しエンター。
これで、設定のダイアログボックスが表示されます。
- タブキーを20回くらい押すか、「Shift+Tab」キーを5回押して「メニューとダイアログの拡大率」の選択に移動する。
- 左右カーソルキーを押して、4種類の拡大率から選択する。(初期設定は「通常」です。)
- タブキーを押して「メニューとダイアログの表示色」の選択に移動する。
- 左右カーソルキーを押して、8種類の表示色から選択する。(初期設定は「黒黄反転」です。)
- タブキーを押して「拡大ダイアログの操作中は視点を固定できるように表示する」の切替に移動する。
(初期設定はチェックなしです。スペースキーを押してチェックオンを切り替えます。)
<視点の固定について、マイサポートの中にあるマニュアルから引用します>
視野が狭く、選択された位置に視線を移動させることが難しいかたに有効な設定です。
ダイアログの操作では Tabを押して注目する項目を移動します。
注目する項目を画面の中央へ表示させることで、視野が固定できるようになります。
※この機能は、メニューとダイアログの拡大率が[拡大1]または[拡大2]に設定されているときに有効です。
<引用ここまで>
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定の確認」、変更しない場合は「キャンセルの確認」へ移動しエンター。
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2. マイサポートの画面表示
マイサポートの画面表示で、文字の拡大や白黒反転表示をする方法です。
「拡大率切替」「メニューとダイアログの拡大率」「オプション」の設定ができます。
☆拡大率切替
これは、文字の拡大率の選択です。9段階で選択できます。
- マイサポートの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「拡大率切替」に移動する。
- 右カーソルキーを押し、上下カーソルキーで移動すると、9段階で文字サイズが選択できる。
尚、いつでもどこでもF6キーを押すと文字サイズが変更できます。9回押すと元のサイズに戻ります。
☆メニューとダイアログの拡大率
これは、オルトキーを押したときに表示されるメニューと、メニュー選択後に表示されるダイアログボックスの文字サイズです。
- マイサポートの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「メニューとダイアログの拡大率」に移動する。
- 右カーソルキーを押し、上下カーソルキーで移動すると、4段階で文字サイズが選択できる。
☆オプション
これは、画面の表示色等の選択です。
- マイサポートの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「オプション」に移動したらエンター。
これで、オプション設定のダイアログボックスが表示され、「画面の表示色の選択」にフォーカスが当たっています。
タブキーを10回押すと項目を一巡します。最後に「設定」の確認ボタンと「キャンセル」の確認ボタンがあります。
- タブキーで移動して、下記の5項目では左右カーソルキーで選択する。
「画面の表示色の選択」
「メニューとダイアログの色の選択」
「一覧の PageUp PageDownキーの移動単位の選択」
「カーソルの形状の選択」
「画面の分割方式の選択」
- タブキーで移動して「マルマルの切替」と聞こえた場合は、スペースキーを押してオンオフを切り替える。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定の確認」、変更しない場合は「キャンセルの確認」へ移動しエンター。
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3. マイアプリケーションの画面表示
マイアプリケーションはマイメールやマイブック等のアプリです。マイエディットとマイファイルも含まれます。
マイメールでの手順を説明しますが、マイブックやマイニュースに読み替えたら、それらの設定ができます。
「拡大率切替」と「メニューとダイアログの拡大率」の設定はすべてのアプリで共通です。
「表示オプション」は、アプリによっては「オプション」となっていて、メニューバーの「表示」または「環境」の中にあります。
☆拡大率切替
これは、文字の拡大率の選択です。9段階で選択できます。
- マイメールの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「拡大率切替」に移動する。
- 右カーソルキーを押し、上下カーソルキーで移動すると、9段階で文字サイズが選択できる。
尚、いつでもどこでもF6キーを押すと文字サイズが変更できます。9回押すと元のサイズに戻ります。
☆メニューとダイアログの拡大率
これは、オルトキーを押したときに表示されるメニューと、メニュー選択後に表示されるダイアログボックスの文字サイズです。
- マイメールの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「メニューとダイアログの拡大率」に移動する。
- 右カーソルキーを押し、上下カーソルキーで移動すると、4段階で文字サイズが選択できる。
☆表示オプション
これは、画面の表示色等の選択です。
アプリにより「オプション」となっていて、メニューバーの「表示」または「環境」の中にあります。
- マイメールの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「環境」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「表示オプション」に移動したらエンター。
これで、表示オプション設定のダイアログボックスが表示され、「画面の表示色の選択」にフォーカスが当たっています。
タブキーを12回押すと項目を一巡します。最後に「設定」の確認ボタンと「キャンセル」の確認ボタンがあります。
- タブキーを押し『マルマルの選択』と聞こえた場合は、左右カーソルキーで選択する。
- タブキーを押し『マルマルの切替』と聞こえた場合は、スペースキーを押してオンオフを切り替える。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定の確認」、変更しない場合は「キャンセルの確認」へ移動しエンター。
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4. マイアプリケーションの画面表示の統一
第3項の「マイアプリケーションの画面表示」は個々のアプリでの設定手順です。
ここでは全てのアプリに対して同時に設定し、画面表示の色とデザインを統一することができます。
マイスタートメニューと、PC-Talkerの設定メニューも含まれます。
- マイサポートのメインメニューで下カーソルキーを押し「ツール」へ移動しエンター。
- 下カーソルキーを押し「マイアプリケーションの設定」へ移動しエンター。
これで「色とデザインを調整する」にフォーカスが当たっています。
- 「色とデザインを調整する」でエンター。
これで「色とデザインを調整」のダイアログボックスが表示されます。
タブキーを11回押すと項目を一巡します。最後に「設定」の確認ボタンと「キャンセル」の確認ボタンがあります。
- タブキーを押し『マルマルの選択』と聞こえた場合は、左右カーソルキーで選択する。
- タブキーを押し『マルマルの切替』と聞こえた場合は、スペースキーを押してオンオフを切り替える。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定」に移動する、変更しない場合は「キャンセル」に移動する。
「設定」でエンターの場合は次へ、「キャンセル」でエンターの場合は終了。
- 左右カーソルキーを押し「全てのマイアプリケーションで有効にする」または「PC-Talkerで有効にする」を選択。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定」、変更しない場合は「キャンセル」へ移動しエンター。
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5. PC-Talkerの設定メニュー
「コントロール+オルト+F12」キーを押すとPC-Talkerの設定メニューが表示されます。
PC-Talkerの設定メニューで、文字の拡大や白黒反転表示をする方法です。
操作手順は第4項の手順と同じです。最後に「PC-Talkerで有効にする」を選択します。
- マイサポートのメインメニューで下カーソルキーを押し「ツール」へ移動しエンター。
- 下カーソルキーを押し「マイアプリケーションの設定」へ移動しエンター。
これで「色とデザインを調整する」にフォーカスが当たっています。
- 「色とデザインを調整する」でエンター。
これで「色とデザインを調整」のダイアログボックスが表示されます。
タブキーを11回押すと項目を一巡します。最後に「設定」の確認ボタンと「キャンセル」の確認ボタンがあります。
- タブキーを押し『マルマルの選択』と聞こえた場合は、左右カーソルキーで選択する。
- タブキーを押し『マルマルの切替』と聞こえた場合は、スペースキーを押してオンオフを切り替える。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定」、変更しない場合は「キャンセル」へ移動しエンター。
*「設定」でエンターの場合は次へ、「キャンセル」でエンターの場合は終了。
- 左右カーソルキーを押し「全てのマイアプリケーションで有効にする」または「PC-Talkerで有効にする」を選択。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定」、変更しない場合は「キャンセル」へ移動しエンター。
ここで設定した結果は「D. PC-Talker 14項目」でご確認ください。
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6. ネットリーダーネオの画面表示
ネットリーダーネオの画面表示で、文字の拡大や白黒反転表示をする方法です。
ネットリーダーネオの画面はネオモードとクラシックモードがあります。
ネオモードはMicrosoft Edge やGoogle Chrome と互換性があります。クラシックモードはNetReader2と互換性があります。
ネットリーダーネオを起動して「Ctrl+Alt+1」キーを押すと、どちらのモードであるか確認できます。
初期設定はネオモードです。ここではネオモードについて説明します。
ネオモードの画面はブラウザ画面と、テキスト情報画面が上下に並んでいます。
ブラウザ画面はMicrosoft Edge やGoogle Chrome の画面表示と同じです。
テキスト情報画面はブラウザ画面の下にあり、読み上げ中のテキストが表示されます。
☆画面の拡大
これは、ブラウザ画面の拡大率です。100%から500%の範囲で10段階の選択ができます。
- ネットリーダーネオの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「画面の拡大」に移動する。
- 右カーソルキーを押し、上下カーソルキーで移動すると、10段階で拡大率が選択できる。
☆テキスト情報画面の拡大
これは、テキスト情報画面の文字サイズです。
- ネットリーダーネオの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「テキスト情報画面の拡大」に移動する。
- 右カーソルキーを押し、上下カーソルキーで移動すると、9段階で拡大率が選択できる。
☆メニューとダイアログの拡大
これは、オルトキーを押したときに表示されるメニューと、メニュー選択後に表示されるダイアログボックスの文字サイズです。
- ネットリーダーネオの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「表示」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「メニューとダイアログの拡大」に移動する。
- 右カーソルキーを押し、上下カーソルキーで移動すると、4段階で拡大率が選択できる。
☆表示オプション
これは、ブラウザ画面、テキスト情報画面、メニューとダイアログ、の色の選択です。
- ネットリーダーネオの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「環境」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「表示オプション」に移動したらエンター。
これで、表示オプション設定のダイアログボックスが表示されます。
タブキーを7回押すと項目を一巡します。最後に「設定」の確認ボタンと「キャンセル」の確認ボタンがあります。
- タブキーで移動して、下記の3項目では左右カーソルキーで選択する。
「ブラウザ画面の表示色の選択」
「テキスト情報画面の表示色の選択」
「メニューとダイアログの色の選択」
- タブキーで移動して「マルマルの切替」と聞こえた場合は、スペースキーを押してオンオフを切り替える。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定の確認」、変更しない場合は「キャンセルの確認」へ移動しエンター。
☆起動オプション
これは、ネットリーダーネオの起動時に、ネオモードで起動する、またはクラシックモードで起動する、等の選択です。
標準のブラウザに設定して既定のアプリにすると、メールで受取ったURLを開いたときにネットリーダーネオが起動されます。
- ネットリーダーネオの起動画面でオルトキーを押し、続いて右カーソルキーを押し「環境」へ移動する。
- 下カーソルキーを押して「起動オプション」に移動したらエンター。
これで、起動オプション設定のダイアログボックスが表示されます。
タブキーを4回押すと項目を一巡します。最後に「設定」の確認ボタンと「キャンセル」の確認ボタンがあります。
- タブキーで移動して「ネットリーダーの起動モードの選択」と聞こえた場合は、左右カーソルキーで選択する。
次回からのネットリーダーネオ起動時に、ネオモードで起動するか、クラシックモードで起動するかを選択します。
- タブキーで移動して「ネットリーダーを標準のブラウザに設定するの切り替え」は、既定のアプリにするかどうかの選択です。
- 設定を有効にする場合は「タブキー」を押して「設定の確認」、変更しない場合は「キャンセルの確認」へ移動しエンター。
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7. Windowsの視覚に関する補助機能
[Windows+I]キーを押すと、Windowsの設定メニューが起動します。この先がWindows10と11で大きく変わりました。
[Windows+U]キーを押すと、Windows10では設定の中の「簡単操作」が起動します。
Windows11もほぼ同じ内容ですが、名前が「アクセシビリティ」に変わりました。操作手順も変わりました。
Windows11でPC-Talker Neo を使用する場合は、マイサポートからWindows11の設定メニューが起動できます。
マイサポートを起動して、ツール、Windows11の設定、の順に進みます。
この中からアクセシビリティに進むと、視覚・聴覚・操作の補助機能があります。
視覚の補助機能は下記の通りです。エンターを押すと、「アクセシビリティ」の設定画面が表示されます。
- テキストのサイズ
Windowsとアプリ全体に表示される文字の大きさが調整できます。
- 視覚効果
スクロールバー、透明度、アニメーション、通知タイムアウト、これらのオンオフと時間調整ができます。
- マウスポインターとタッチ
マウスポインターの大きさや色が設定できます。
- テキストカーソル
文字入力位置を示す縦棒の太さと、インジケーターの設定ができます。
- 拡大鏡
マウスポインターを動かすとその付近が拡大鏡で拡大表示されます。
拡大鏡は3種類あり、種類と拡大率が選択できます。
- カラーフィルター
色弱や色覚異常などへの対応です。画面の色を調整して写真や色を見やすくします。
- コントラストテーマ
弱視、光線過敏症のための機能です。白黒反転等、背景と前景の色の組み合わせが変更できます。
- ナレーター
Windowsに標準装備のスクリーンリーダーです。
設定画面の内容と操作手順は
アクセシビリティと簡単操作 に進んでご確認ください。
「アクセシビリティ」のページは、Windows11のアクセシビリティです。
「簡単操作10」のページは、Windows10の簡単操作です。
上記以外のページもご確認ください。
リンク先のページは新しいタブで開きます。[Ctrl+W]キーを押したらここに戻ってきます。
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8. マニュアルの活用について
PCーTalkerとマイアプリケーションにはマニュアルが完備されています。この利用ガイドと共に、マニュアルを活用してください。
マイメールやマイブックを使用中にF1キーを押すと、それらのマニュアルの閲覧ができます。
Windowsキーを押して表示されるマイスタートメニューと、「Ctrl+Alt+F12」キーを押して表示されるPC-Talker設定メニューは、
F1キーを押してもマニュアルは表示されません。
マイサポートからは、すべてのマニュアルの閲覧ができます。
マイサポートを起動すると「メインメニュー」が表示され「お知らせ」にフォーカスが当たっています。
下カーソルキーを押すと「サービス・サポート」と「ツール」があり、その下にアプリごとのマニュアルが並んでいます。
上カーソルキーを押すと「マイサポートの終了」と「マイサポートの設定」があり、その上にアプリごとのマニュアルが並んでいます。
ネットリーダー、マイメール、マイブック、等のマニュアルのほか、下記のマニュアルがあります。
「PC-Talker」はPC-Talkerのマニュアルです。PC-Talker設定メニューの説明もあります。
「マイスタートメニュー」はマイスタートメニューのマニュアルです。
マニュアルの中に「ツール アクセサリ」があります。
「1. AOKMenu」「2. 音声時計」「3. 音声電卓」はアクセサリのマニュアルです。
「4. ツール」は、マイサポートの中のツールのマニュアルです。
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